
TUCKER | オーストラリア, BIG DAY OUT2008フェスティバル 後編 | 「Hello Wizard Residence」Vol.6
「さて前回の続きを」といきたいところですが、これが3ヶ月ぶりのコラム更新。その間、ナゼゆえに更新せずにサボっていたかというと、これが怒濤の忙しさだったという、ウソのようなホントーの話。
ここ数ヶ月は、特に色々仕事の締め切りが重なって、徹夜ボケ、サエない頭がさらにサエなくなった状態でライブで暴れたりするもんだから、ステージ上にて前方不注意の頭部&首、打撲でめでたく自爆。医者からは「しばらく安静に」と言われ、その翌日の大阪ライブは行けなくなってしまった。
この場を御借りして、大阪の皆様に一言お詫びいたします、、。
で、オーストラリアライブについてですが、前回お伝えした感じで後半もまあだいたいあんな感じで…、えー時間たってるし、新鮮味がない話なので急遽省略。。
という事で、今回はオーストラリア古本屋にて、サメの図鑑とともに購入した奇怪な本を紹介いたします。
「ゴージャス」との表現ではあまりある悪趣味なまでの衣装で、アメリカお茶の間ジジババの永遠のアイドルとうたわれるピアニスト、リベラーチェの伝記、写真集を購入したので紹介。題して「THE THINGS I LOVE」(価格は2000円くらい)!!
とりあえず写真を抜粋、まず表紙。ちょっとハデなピアニストなのかなーと油断していると…

どうやら普通では無い模様……。。

そして、自宅のプールはピアノの形をしておりマシテ、、

50セントも真っ青、指先のオシャレもハーコーに決めており、っていうか完璧にオバサンのセンス。

ゴルフ時の移動も、これくらい当たり前。ウシャウシャ。左のレディは愛人?それとも右かな?


そして本業肝心のライブパフォーマンスはと言うと、、、パオーン。
といった具合で、彼の恐ろしい変態っぷりがあますところ無く無駄にでかい豪華大邸宅やロールスロイス含め300ページにわたり紹介されているのです。
個人的には豪華主義は嫌いなのですが、ここまでやるとはもうサタンの風格。リベラーチェの事は以前「世界まるごとハウマッチ」で豪華なピアノが紹介されていてなんとなく知っていた程度で興味薄だったのですが、マイアミのタワレコにてDVDを発見。実際の演奏(ライブ)はどうなんだろう? と思って購入したのですが、とりあえずとても巧い演奏は置いといて、、特筆すべきは終止カメラ目線をキープし、微笑み投げかけるサタンの様な不気味なスタイル(50年代のTVに出演するアーティストのマナーとしては普通だったのかも)。このDVDと同時にセロニアス・モンクのドキュメンタリーを見るとなんだか視野が広がった様な気になるのでオススメしておこう。
一口にアーティストと言っても皆それぞれやり方が違うけど、反社会的なメッセージをあからさまに反社会的にアンダーグラウンドな層に対して訴えるアーティストがいる一方、リベラーチェの場合はゲテモノと言われつつエンターテイメントを利用して楽しんで笑いながら、毒を刷り込んでいる様な気がする。それが毒なのか、それとも単なる「度を行き過ぎたオバサン豪華主義」なのかはよく解らないが、彼の演奏からにじみ出てくる不気味なナニかを感じずにはいられないのです。

「新調したのーオホホホ」
もはや機能性を度外視した毛皮をまとったリベラーチェ。アダムズファミリーの様相。
Posted by:
TUCKER
’90年代からエレクトーン奏者として活動。’03年に1stアルバム『TUCKER IS COMING』、05年に2ndアルバム『ELECTOON WIZARD』発表。07自身初のDVD作品「QUIET RIOT」を発表。積極的なライヴ活動のほか、CM曲提供、CM出演など多岐に渡り活躍している。確固たる実力に裏打ちされたパンク/ヒップホップ的初期衝動とジャズの即興性が、観る者を完全に圧倒する魂の鍵盤奏者にして、ギターやターンテーブル等までも駆使する超絶パフォーマー。最近の仕事はACDCのトリビュートアルバムへの楽曲提供。「デトロイトメタルシティ」のコンピレーションアルバムにてスチャダラパーのリミックスを担当。
6/20にフランスで行われたカンヌ国際広告祭Japanese Production Night 2008 にライブ出演。最新のSONY WALKMANのWeb CMでGOMA da DIDGRIDOOと共演している。現在、自身の3枚目のソロアルバムを制作中。
myspace.com/tuckerelectone
www.oddjob.jp/oddjob.htm









