ドローイングの上に重ねられた糸。額縁を大きくはみ出して垂れ下がる糸。 これまでに「糸」を使った作品を数多く発表してきたアーティスト姉川たくの作品は、「2次元以上3次元未満」とも言える絶妙なバランス感覚の上に成り立っている。 3月に大幅リニューアルされ、装いも新たになった渋谷NAN
ファッションブランド「FINAL HOME」のデザイナーを務める傍ら、ファインアートの分野でも精力的な活動を展開している津村耕佑。そんな彼の最新エキジビション『夢神』が、渋谷NANZUKA UNDERGROUNDで開催されている。ハイヒール、フィギュア、トルソーなど作家を魅了して
REPORT
ART, FASHION
2008.06.11
05年10月のオープン以来、宇川直宏と他社比社の共同経営によるクラブ付きオフィス「マイクロオフィス」とともに、現在の東京における希有なクリエイティヴコミュニティを形成しているギャラリーNANZUKA UNDERGROUND。いわゆる現代美術ギャラリーとは一線を画すストリート色の強
Googleイメージ検索が、グラフィック・デザインの世界に革命を起こす以前から、極私的興味の赴くまま、身の回りの印刷物を“人力”スクラップし、デジタル世代の「コピー&ペースト」感覚を、無自覚的に作品に取り込んできた黒川知希。イラストレーターとしてキャリアをスタートさせ、
INTERVIEW
ART, ILLUSTRATION
2008.06.23
デジタルコラージュと手描きによるドローイングを使い分ける独自の平面表現で注目を集め、新進気鋭のグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートさせた佃弘樹。そんな彼が近年、ペインティング作品の制作に力を注いでいる。活動のメインフィールドを従来のグラフィックから、キャンバスへと広げつ
INTERVIEW
ART, GRAPHIC
2007.09.18
インパクト勝負ともいえるヴィジュアル表現の世界では、大衆の支持を集め得る独自の作風を確立できた時点で、そのクリエイターの将来はある程度約束されることになる。例えばエンライトメントが生み出した油絵タッチのデジタルペインティングのように。しかし、彼らは当時革新的だったその手法に拘らず
INTERVIEW
ART, DESIGN, GRAPHIC, ILLUSTRATION
2007.04.03
マンガやストリートカルチャーからの影響を強く感じさせるキャラクター色の強い作品を、絵画、マンガ、ライブペイント、グラフィティなど、さまざまな方法でアウトプットしてきたアーティスト、マストワン。古くからこの国で描かれてきた「妖怪」を一貫したテーマに掲げつつ、常に異なるアプローチでそ
「神は細部に宿る—」。その言葉はまさに彼のためにあるのではないかと思わされた2006年に開催された池田学の個展。そこで発表された作品『興亡史』は、丸ペンを使って描かれた様々なディテールが、まるで違法建築のように積み重なった細密画の大作だった。膨大な制作期間が費やされ、日々の出来事
刺繍を用いた独自のアプローチで、どこか浮遊感のある“定着しない”世界観を提示するアーティスト伊藤存。一見未完成のような、少し心もとなくもある彼の作品は、制作における時間軸や現場感を浮き彫りにすると同時に、受け手それぞれに異なるイメージを想起させてくれる。受け手とのコミュニケーショ
壊れたiPod、パソコンのキーボード、それらにツタの様に絡まるケーブル類―。これらは、ファッションデザイナー津村耕佑による“織物”の様子である。ファッションブランド「FINAL HOME」で強いコンセプトを打ち出した彼が、NANZUKA UNDERGROUNDにて『CODE le
REPORT
FASHION
2010.03.15
マスキングテープを用いて絵を描き、展示終了後はそれらを丸めて「種」にしたり、「標本」としてスクラップブックに保存することができる作品「マスキングプラント」で、注目を集めたアーティスト淺井裕介。それ以後も泥や埃等のユニークな素材を用い、動物や植物などの生命力あふれるモチーフを生き生
様々な形状に切り取られ、色付けされ、時には燃やされた無数の断片。まだ見ぬ世界に想いを馳せながらかき集められたそれらのパーツが積み重なり、やがて自身ですら予期しなかった新たな世界を、新鮮な驚きとともに与えてくれるー。 そんなコラージュの魅力に取り憑かれ、様々なメディアを用いながら、
INTERVIEW
ART, GRAPHIC, INTERACTIVE
2008.06.02