Nam | ナム | Photographer / Graphic Designer
グラフィックデザイナー中沢貴之と、フォトグラファー間仲 宇を中心にスタートし、現在15名を越えるクリエイターたちが集う Nam 。普段、異なる分野で活動している彼らが、表現における「実験の場」と位置付けるNamの作品は、現実と空想の狭間を漂うような幻想的でシュールな世界観が特徴だ

Creators Dictionary for Realtime Culture
グラフィックデザイナー中沢貴之と、フォトグラファー間仲 宇を中心にスタートし、現在15名を越えるクリエイターたちが集う Nam 。普段、異なる分野で活動している彼らが、表現における「実験の場」と位置付けるNamの作品は、現実と空想の狭間を漂うような幻想的でシュールな世界観が特徴だ
慣れ親しんだ大阪の街を、ビルの屋上や橋の上などの高台から撮影し、その膨大なモノクロームのベタ焼きを、一枚一枚手作業でコラージュした作品「Diorama Map」をきっかけに、にわかに注目を集めつつある西野壮平。自らの身体を最大限に使い、パーソナルな記憶の断片を再構築した̶
90年代後半のガーリーフォトブームとともに脚光を浴び、ムーブメント終焉後も驚異的なペースで写真集、展覧会などでの作品発表、さらには、著名人のポートレート撮影や企画本などのクライアントワークも手掛けてきた写真家・蜷川実花。その独自の世界観による作品で、もはや説明不要な程の市民権を獲
「そこにあるものを複写する」という記録媒体としての絶対的な特性を持つ写真が、アートフォームとなり得るのは、世界に散らばる様々な素材を、写真家独自の視点で再解釈し、観る者に新たな視点を提示してくれるような表現が成立した時だろう。世界の「記録」と作家の「記憶」の交差点に現れるまだ誰も
ひとつの表現に留まることなく、自由に写真のコンセプト/モチーフを変化させながら作品を発表し続ける写真家・石塚元太良。初写真集『worldwidewonderful』から最新刊『Inner Passage』まで、わずか7年の間に5冊もの写真集を発表した彼の、貫かれた写真のテクスチャ
虫、動物、人、食卓、植物、街、空、海、それらが渦のように混ざり合う世界—。 日常のふとした瞬間を切り取った、透明感のある写真で人気の高い川内倫子。昨年は、日系移民のブラジル移住100周年を迎えるプレイベントに抜擢され、日系社会とブラジルの自然や生活、カーニバルなどを撮影。作品をサ
写真家小山泰介の作品は、一目見ただけでは何が写っているのか分からないほど抽象的。屋外用灰皿の蓋、色落ちしてしまったポスターの一部、水族館にある水槽の表面etc.…。被写体の色やフォルム、そして質感を明敏にとらえたカラー写真は、グラフィックやペインティングの感覚で制作されているもの
ドイツ人フォトグラファーのゾレン・ゴールドと、日本人グラフィックアーティストのミノリによって、00年に活動を開始したZOREN GOLD & MINORI。観る者のイマジネーションを強烈に喚起する刺激的なイメージの数々は、国内外から大きな注目を集めると同時に、ヴィジュアル
アメリカ西海岸のスケーターたちの滑り場となっていた廃墟のプールを撮影した写真集『POOL』(05年)で、一躍注目を集めた写真家・平野太呂。「水のないプール」という、見る者のイマジネーションを無性にかき立てるサブジェクトを、フラットに切り取ったどこか不思議な佇まいを持った写真は、平
ファッション写真からドキュメンタリー写真まで、その振れ幅もさることながら、見る者の心を揺さぶる強度を持った作品で、常に各界から注目を集めてきた写真家・若木信吾。その彼が、自身初となる長編映画の制作に挑戦した。カメラマンとしての20年間のキャリアすべてをかけて撮り続けてきた今は亡き
無造作に佇む友人たちや、身のまわりの何気ない風景。写真家・塩田正幸が写し出すイメージは、湿度の低い空気の中、乾いた硬質の音が響きだすかのようなアンダーグラウンドの雰囲気を色濃く感じさせるものだ。しかし、自らの素直な感情の動きで撮られた作品は、決して彼の世界の中だけで完結しているも